自分には無縁と思っていた気持ち。
リスクしかないしわざわざそんなことする意味がわからない、今さら誰か好きになるとか恋愛とかそんな若々しい気持ちならないでしょ、機会もないでしょ、と思っていた。
ただ夫にはずっと性格の不一致を感じてモヤモヤや不満があったけど…。
行動の点で言えば、いい夫。
優しいし家事育児も一通りできるし(共働き)、ただ欠点は仕事が好き過ぎること。
自己犠牲してる自分が好き、みたいな。みんなの色んな仕事が回されてくる(自ら手を出していく)タイプ。
逆境が好き、仕事が生き甲斐らしい。
職場では重宝されるだろうし素晴らしい事だけど、自己犠牲に巻き込まれるのはその家族。
極端に家にいる時間が少ない。平日はほぼ深夜帰宅、土日どちらかは休日出勤。(もう片方は自分の趣味ででかけたりする)
だから家族で過ごせる時間がすごく少ない。
私も子どもできるまでハードにやってたし、やりがいはよくわかる。けど、今は家庭がある。もう少し仕事と家庭のウエイトをシフトしてくれたら嬉しいのにな、と。
もっと家庭を顧みてくれという喧嘩を何度もしたけど、治らないので、もうこの人はこういう人だと諦め喧嘩はしなくなった。
行動面はこんな感じ。
あとは内面だけど、ここが致命的に合っていない。
性格や笑いのツボがまったく話が合わない。趣味も合わない。
育った環境も少し違うので、知識面でもあまり合わない(夫は若い頃ちょっとぐれてたのもあって、テレビ見ててもことわざ、英語、歴史とか全然知らない。スポーツは好きで体育会系。私はいわゆる文系。本、音楽が趣味。)
あと私はすごくお喋りだし笑いも好きで冗談よく言う方だけど、夫は無口で笑いが通じないタイプ。冗談言っても「?」と無言。
なので夫婦で会話を楽しむ、ということが難しい。恋人時代はここまで無口じゃなかったけど、結婚後は、仕事終わると完全スイッチオフなのか、常にぬぼーっとしている。なので話していても反応薄く全く楽しくない。
子どもが生まれる前は真剣に悩んだ。こんなに話合わない夫婦いるのかっていう。離婚も考えたくらい、気が合わなくなってた。
でも子どもが生まれてからは夫婦で会話しなくても子どもといることで楽しさを手に入れられたし、楽しさ部分は友達との会話で補うこともできたから、夫と楽しく会話したいという欲求を捨てたら楽になった。今はただ、家庭共同運営者、兼、子の父親役割。
育休中は話す相手が大体夫しか居なかったので、まともに会話できないのが本当に辛くて「もっと言葉を発してほしい、楽しく会話したい」ってお願いすることもよくあったけど、それもなくなった。
一気に愚痴りまくったけど、
夫婦仲はここ数年こんな感じでした。
そんなときに、10年近くぶり?にひょんな再会がありました。