cross road

誰もが胸の奥に秘めた迷いの中で 手にしたぬくもりをそれぞれに抱きしめて新たなる道を行く

日々揺れる

あー、なんでツンデレかわかった。お互い。

というか、たぶんツンデレじゃないこれ。


良心の呵責と、相手に相手がいるという事実からの逃げと、どこへ向かってるのかわからない不安感によるブレーキだ。


こんなことをしていても、正しくありたいと思う心は消えてくれない。


大きくなったり、小さくしぼんだりしながらも結局それを捨てきれていない。



自分の中にいろんなモードがある。


①自分に素直になったら楽しいな、素直が一番、やっぱすごい好き、会いたいなモード


②好きだけど素直に言えない、寂しさ拗ね拗ね病みモード


③考えるのを放棄する冷静・無モード




会った直後①、少し経つと②、会わない期間が延びてくると③


いま、1ヶ月くらい会ってないから③寄りになってきた。


少し前までぶつぶつ言ってたのは②だったのかな。


今週会う。

会うとまた好きに引き戻されそうでちょっと怖い。



私たちは、何回もどちらかから引こうとする時期があった。



勢いで初めて踏み込んでしまった後、次に会う機会には、「トモダチだぜ、絶対ドンタッチミー」の約束で会ってみたり。(1,2回しか守れなかった)


一年近くは毎日連絡とってたんだけど、ある時期は私が気を引こうとあざとい連絡や探り入れて試すような連絡入れて、ことごとく交わされて悔しく悲しくなり、毎晩呑んだくれ、

「そっちは大人だよね。どうやったら割り切れるのか私にも教えて」と騒いだことや。


この春、職場引っ越してランチとかも行けなくなって顔見なくなって2ヶ月以上経ち、私が少し冷静になって「もうやめれるチャンスかな」と連絡を断つようになった頃、寂しそうに様子うかがう連絡や、ゴールデンウィーク中も酔っ払ってスタンプ乱打してきて、翌日「ごめんね、会いたかったのかも。」と送ってきたり。



あと、今までで一度だけ、喧嘩した。

喧嘩というか私がブチ切れた。


彼とお酒飲んでそういう所へ行って終わった後、いつも必ず彼は「あー罪悪感。家族に罪悪感が半端無い」だの「酒は男を最低にする」だのとうだうだ言った。


それが続くので、年末、私がキレた。


罪悪感ってわーわー言うくらいならそういうことすんなよと。

行動はすべて自分の意思、自分の責任だ、酒のせいにすんなと。

責任とれない、後で後悔するならやらないでほしい。


私は自分の意思でそうしてる。自分の責任でしてるから後悔とかない。

もし罪悪感があっても、それを相手に言わない。言われた相手はどうすればいいのさ、と。


そんなもん、全力で「知らんがな」ですよと。


要は自分の行動には自分で責任持ってくださいと。


後悔すんのわかってて毎回やるなら、欲にまけたサルと一緒だよと(これは言ってないけど。さすがに控えた)



もうさよならでいい勢いで送った。

後にも先にも、怒ったのは一度だけ。


でも彼は謝り、悲しんで、私との他愛ない楽しい思い出いっぱいある、私といるようになって初めて人生楽しくなった、初めての気持ちを知った、もう会えなくなるのは悲しい、嫌な思いさせてごめん、今までありがとう、と送ってきた。



これが終わりかどうかもわからず、なんとなく返事して、どちらも明確な終わりの言葉は送らなくて、知らない間にまたこうなってた。



結局、切りきれない。

好きだからかな。


でもやっぱり今は用事以外の連絡は送らない。


ただ、彼は、会社のチャットツール上で私の不在が続いた時だけは、どうしたのって必ず連絡してくる。


ある時言ってた。


「〇〇ちゃんが在席になってたら別にいいんだよ、ランプがついててくれればそれで」


私が無事だったらそれでいいってことなのかな。

連絡とってないけど私のランプは毎日気にしてくれてるのかなって思ったら、なんか嬉しかった。