cross road

誰もが胸の奥に秘めた迷いの中で 手にしたぬくもりをそれぞれに抱きしめて新たなる道を行く

夫の変化と、再婚

#酔いながら書いて取り留めなく超長文注意



こういうことになってから、

夫は私に愛情表現をしてくるようになった。




こうなる前までの状況は、

夫の喋らなさや

こちらへの興味の薄さに対して

文句を言うことが日常だった。


たとえば、

向かい合ってご飯食べてる時はスマホゲームやらないで、とか

もっと喋ってくれ、とか

好きとかそういう感情表現の言葉が少しくらいあってもいいんじゃないか、とか。


↑の注意は、つまり全部新婚当時の夫の行動。


一緒に食事中もそれ以外でも

(例えば私が切迫早産で入院中に面会来てくれた時も)

夫は隙あらばゲームをしていた。


印象に残ってるシーンとしては、

入院中の件もさることながら

一番は富士山登山中のパスドラかな…

それも、夫の謝罪旅行中の。



夫が仕事関係で知りあった女の子

(夫に営業かけにきてた立場の子)と

サシで飲みに2回行ってたことが発覚して、

しかも

女「おいしかったですご馳走様でしたー!」

に対して

夫「もっと美味しい店知ってるから次はそこ連れてってあげるよ〜♪」

と次回への意気込みまで。

(遊びでケータイ借りた勢いでメール見てしまった。ちょっと怪しかったので。)


結婚式の3ヶ月後くらいですかね。

ええ新婚ホヤホヤの。



えええええ???ですよね。

夫は、友人に紹介したかっただのなんだの

苦しい言い訳してましたが。


その謝罪旅行で箱根行ったんだけど、

その時の富士山にての出来事。


ずーっと、話してるときとか

2人でデート中にゲームすんのは

やめてくれって言い続けてたけど

まさか富士山登りながらやりますかと。


呆れ果てた。


あとは、ぜんっぜん喋らないとか

愛情表現ゼロとか。





でも今や、そんなこと全力でどーでもよくなりました。

彼がいてくれるから。

私の気持ちは全部彼にいってるから。


注意してもしても変わらなくて、だから

夫のことどーでもよくなったことで

すごくラクになれた。



今は逆に私が夫からの現実逃避のため

常にスマホいじるようになった。


いやだろなとはわかってるけど、

あんまり話したくなくて…。



でも最近の夫は

私にすごい愛情表現してくる。


ちょっと髪切れば「可愛くなったね」

(以前は絶対言わなかった!ノーコメントだった!)

ふとしたときに「若いよね、○才に全然見えないよ」とか

「かわいいね」とか

「ずっと一緒?おじいちゃんおばあちゃんなっても一緒?」とか

「夢で、とわが居なくなる夢をみた」とか。


ずっと揉め続けた頃から何年も経って、

もう遅いんだよ…

現金なもんですね。



よく、男は狩猟本能があって

逃げるものは追いたくなるし

自分の物になれば興味なくなるとか

都合いいこと聞くけど、


夫の変化を見てると

ほんとそーだよなーと思う。



そんな夫見てると

情はあるから罪悪感出てくるけど、


でもそれ以上に何も思わない…



居なくなりそうになると途端に

いいことばっか言ってきて

惜しくなって


入院中とか、私が本当につらいとき

全然力になろうとしてくれなかった。


いくら言っても言っても

寄り添ってくれなかった。


里帰り出産中も、

2ヶ月で自宅に子どもと戻ろうとした私に対して

「まだ早いんじゃないか」

「首座ってからのがいいんじゃないか」

とか、私たちが戻ってくることを渋ったこと。


自分1人の生活の気楽さを優先して

子育てが不安だからって妻の実家に押し付けて。


このとき、夫に対し

「え、こどもや私に早く会いたいとか思ってくれないの…?」

と疑問に思ったこと。


忘れたくても全然忘れられない…。





そんなことがずっとずっと積み重なってく中で

彼に再会して。




今も、夫に罪悪感はあるけど

なるべくしてなったんだと

私は思ってる。







私と夫は合わない。




だけど子どものこと思うと、別れられない。

子どもからパパを奪えない。





私は親が離婚再婚してる。ハタチのとき。




ハタチの私には

意外とショックは少なかった。


自分もそれなりに恋愛してたから、

親も人間だし色々あるよね、と思った。


だから離婚に至ったことについて

母を責める気持ちはなかった。

仕方なかったよね、と理解できてるつもり。

母が幸せな形が一番だとも思ってる。





だけど、未だにずっと思う。


こどもの立場の気持ちとしては

やっぱり、実の父親がいてくれるほうがよかった。



実家に帰ると義父がいて、

すごーくいい人で、母を大事にしてくれて

(たぶん亭主関白だった実父よりいい人)

感謝してるんだけど、


私にとっては親戚のおじさんが常に家にいる、みたいな感覚で。大人になって知り合ってるし。



実父とはきょうだいたちと定期的にご飯行くんだけど、

やっぱり実父はぜんっぜんちがう。


私たちのこどもにたいして

目尻を目一杯下げながら

「とわの赤ちゃんの頃にそっくりだなー!」

と笑ってる顔とか

絶対義父からは見れない表情で。




父としても夫としても

ガンコ親父な感じでいい父だったと

あんまり言えないんだけど、

でも、実父って大好きなんです。


母と同じくらい、好き。

何点の父であっても次元が違う。好きなんです。


大人になって、さらに違いを実感する。



結婚式でも、手紙が書きづらかった。

実の父に手紙を読みたかった。



父母は夫婦としてうまくいってなかったのは

子供心にもなんとなくわかってた。


だから母の決断は正しかったと思ってるし

応援するスタンスではあった。



でも、こどもの立場としては


実の父母に気軽にすぐ会える環境が

一番ありがたいのだと知った。





だから、私が夫といくら微妙でも

彼のことがいくら大好きでも


全然、一緒になる形は考えられなくて。



私のこどもにそんな思いさせたくないし

彼のこどもにもそんな思いさせたくないから。




こどもが成人したら、はよく聞くし、

私もそうしたいと思うこともあるけど…



やっぱり、

こどもが全員結婚して

新たな自分の家庭を持ったら

かな、と思う。


結婚式をパパと迎えさせてあげたい。


その後には、あんまりイベントないもんね。


こどもたちはきっと自分自身のこどもとの目線にそこでシフトする。



でももっと言えば、

こどもが孫連れて帰ってきたとき

すぐパパに会わせられる環境でいてあげたいけどね…



私がとある緊急手術のときに

思いがけず実父が駆けつけてくれて

(母も義父もいてくれてたのに…その時の空気は想像できません…)


手術あけ、朦朧とした意識の中で

まさかの実父の顔を見つけたとき、

すごく安心して、嬉しかった…


自分が生まれたときから見てる顔だし

自分に似てるし。



そんな経験から、

やっぱりこの関係は一生水面下がいいのかな、とか

思ったりする…

こどもいなければもう別れてるかもだけど。




あーでもせめて老後は

彼と毎日楽しくおしゃべりして

生きていきたいなー。。




んー最近好きすぎて

もやもやして

ほんとつらいです。

距離感と妄想の話

彼との間にはやっぱり壁を感じる。

以前と一緒。


気持ちをさらけ出したからって変わらない。


彼が理性を保とうとしてるのを感じる。



会うとついタガが外れてしまうだけで

会ってないときの彼の理性バリアは

なかなか強靭。



といって私も

ずっと迷いは消えない。



たまに、しんどいからもう

ぜーんぶ記憶から消えればいいのになぁーと

思う。



彼との距離を感じるたびに

すごいストレスだし。






話は変わって。

今日は少し、妄想した。


最近、学生時代の友人たちと

家族ぐるみの付き合いになってきて

旦那さんたちも来るんだけど、

うちの夫は明らかに話が合わなそうだし

無口だし初対面が苦手なので

連れていかない。


お互いしんどいと思うので。


私の友人は、基本お喋りな子が多くて

その旦那さんたちも愉快な人ばかり。



もし彼と夫婦だったら

すっごい楽しい会になりそうなのになぁーと

思う。



絶対気が合いそう。

共通の趣味もあるし

ノリがよく明るい所もみんなと合いそう。


すごい連れていきたくなる。(夫婦じゃないけど)


あと、彼はよく

自分の友達たちの話をするんだけど、

私と同じ地方のよく知る大学出身の人たちばっかりで

話聞いてても面白いし

会ってみたいなぁー楽しそうだなーって

思う。


絶対そんな機会ないんだけどね。




こんなこと思えるような人と

夫婦になれたら

色々楽しかったのかなぁー。

たくさんの本音

今週、仕事の急な都合により、急遽少しだけ会えた。



もやもや疑問に思ってたこと、全部聞いた。



けっこう質問攻めにしたけど

彼は誠実に一生懸命答えてくれた。


謎だった彼の心の内側を

また色々知ってしまった。






まず、

ソウイウことを我慢したいと思う理由について。



私に

「体目的」とか

「レスの性欲発散の為」とか

思われたくなくて、

だから健全に振る舞おうと心がけてたらしい。






私たちはシラフでは絶対お互いにふれない。



そして飲んで酔っ払ってきたら

だいたいそういう流れになるから、


「お酒飲んで酔っ払ったからしたくなったの?」

ってよく聞いてた。

酔うと人肌恋しくなって、とかあるもんね。



でも、彼はそう言われるのすごくいやだったみたい。



ほんとはいつも、会った最初からそうしたいって気持ちが出てきてしまうけど、

それ目的と誤解されたくないから我慢して、


それが、酔ったらつい本音が出ちゃうって。






あとは「こどもがほしい」発言についても聞いた。




私「あれ、どういう心境でそう言うの?なんか矛盾してない?」


彼「ほんとは、とわちゃんと結婚して

ちゃんとした形で2人の子供がほしい、

って思ってしまう。


でも、それは現実ではできないから…

気持ちだけがつい言葉になってしまった。


だけどその発言はとわちゃんのことも娘ちゃんのことも何も考えられていなかった。


そういうこと言うべきじゃなかった。

本当にごめん」




って、誠実に話してくれた。

すごく嬉しかった。





一緒になりたいけど、現実はそうはできない。


同じ想いがあったんだなって。




口だけうまいこと言ってるのかもしれないけど、


私の耳には本当に聞こえたし、

彼が真剣に話してくれてると私は信じてる。






普段ふざけてばかりで

こういう話はあんまりしないから

ちゃんと聞けて、嬉しかった。





この会話をする前。


待ち合わせ後、最初に少し私の用事に付き合ってもらったあと。



私「さて、どこ飲みいきますか〜」


彼「うーん…あんまお腹すいてないな」


私「確かに、まだすかないね〜」




その後、

何やら彼がもごもごと歯切れが悪い。

何か言いたいことがある様子。



私「ん?なんかもじもじしてる?笑

どうしたの?」


と聞いたら、少し考えた表情のあと…


2人だけになれる所に行きたいと。





酔った勢いなしに

シラフでそう言ってきたのは

初めてだったから、ビックリした。





そこから、冒頭のいろんな質問をして、

いろいろ話して。


謎だった気持ちもお互い少し理解しあえた後





彼は、おそるおそるな感じで、

手を繋いできた。



お酒飲まずに、早い時間帯にちゃんと手を繋ぐのは初めてで……




すごいドキドキした。



酒の勢いじゃないんだってことが嬉しくて。


シラフで繋ぐとドキドキするね、って話して。



部屋に入ってからも

しばらく普通に過ごしてた。




テレビつけたら

ナイトスクープがやってて!

地元の2人は大コーフン!笑


相変わらずしょーもねーーって2人で笑って


缶ビール飲んで


なんか家のリビングでくつろいでる感じで

楽しかったし、幸せだった。



お店じゃないから

ゆっくり落ち着いて

そこでもいろんな話をした。



彼ののどかな実家の話聞きながら

もし夫婦で一緒におうちに帰省できたら

楽しそうだったなぁー、とか。




私たち、いつもいろんな気持ち隠して

相手も自分もごまかそうとしてるよねって言ったら、


彼は


「だって、全部さらけだしても

好きになりすぎてつらいだけだし、

虚しくなるだけだし…」


って。


そうだよね、すごいわかる、と返した。




だけどいろんな気持ちが聞けて嬉しかった。





あとはこんな話したり。


私「でも、結婚しなくてよかったかもよ。私、鬼嫁だから」


彼「え、そうなの?鬼嫁やってみてよ」


そう言う彼の顔をじっと見てると…


私「あ、だめだ!好きすぎてぜったい鬼嫁できない笑」



って、くだらない会話とか笑





ほんとに楽しかった。






でも、翌日のラインはやっぱちょっとそっけなかったり…


離れると、途端にまた色々考えること溢れてくる。



心のコンディショによっては、やっぱり逃げたくなることも…。




好き好き好きー!になるのがこわい。





でも


あの日、彼の顔見てて何回も思った。





やっぱり、好きすぎる……

すごい好き。



私やっぱりこの人が大好きだ。




可愛い笑顔が大好き。


かっこいい腕が好き。


優しい声が好き。


律儀に真面目なとこが好き。


周りに気配りできる所が好き。


知的な所が好き。


なのに少年のような無邪気さが好き。







なんかもうどんどん深みにハマってる…